昭和63(1988)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | 63−共研−5 | 専門分類 | 1 | |||||
| 研究課題名 | ランダムな媒質の中の確率過程の研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | カワヅ キヨシ 河津 清 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 山口大学 | |||||||
| 所属部局 | 教育学部 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 10 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| ランダムな媒質の中のランダム・ウォークは統計学・確率過程論の中での基礎的で重要な部門と考えられます。ランダム・ウォークの新しいタイプの極限定理の研究を得ることを目的とします。特に電子計算機によるシュミレーション等を利用させて頂き,多次元状態空間でのランダム・ウォークの再帰性等の解明が出来ることを期待しています。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| (1)K.Kawazu;A  one  dimensional  birth  anddeath  process  in  random  environment,  Japan  J.Applied  Math.vol.6,No.1,pp.97−109,1989 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| ランダムな媒質の中のランダム・ウォークの(1)一次元状態空間に於いての極限定理の精密化特にGolosovの研究を一般化する予定です。又,各種の到達時間の分布の極限定理の研究を発展させたいと思っています。(2)多次元状態空間上のランダム・ウォークについての再帰性の特徴付けを目指す予定です。その特徴付けについては当研究所の大型計算機によるシュミレーションで解析の目途を立てられないかと思っています。(3)(1),(2)から派生するマルコフ連鎖についての基礎研究も行いたいと思っています。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 市原 完治 | 名古屋大学 | 
| 小谷 真一 | 東京大学 | 
| 志賀 徳造 | 東京工業大学 | 
| 清水 良一 | 統計数理研究所 | 
| 杉田 洋 | 九州大学 | 
| 高橋 陽一郎 | 京都大学 | 
| 田中 洋 | 慶應義塾大学 | 
| 田村 要造 | 慶應義塾大学 | 
| 長田 博文 | 東京大学 |