平成91997)年度 共同研究B実施報告書

 

課題番号

9−共研−5

専門分類

3

研究課題名

並列計算機システム運用の統計的研究

フリガナ

代表者氏名

イシグロ マキオ

石黒 真木夫

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

予測制御研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

6 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

並列計算機システムを利用するユーザー群の動的,静的特性を反映したシステム運用の最適化を研究の目的とする.特に,1.ユーザー群の特徴を把握したい.2.「運用」の「成績」が把握したい.3.どう運用すればいいのか分りたい.


log取得、 表示のシステムを完成させた. 現システムは全ノードを並列計算用のpool 0(321ノード), pool 1(8ノード), その他(8ノード)に分けて運用しているが、 各プールにおけるjobの投入、 実行開始、 終了の時刻の時系列がとれるようになった。
これにより単に、 計算機の稼働状況だけでなく、 待ち行列の状況、 ユーザー群の特性も把握できるようになったわけである。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

「SP2 logデータ」平成9年11月14日 統計数理研究所共同鵜研究会(9-共会-6)「時系列
解析の理論と応用」

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

・計算機システムのユーザー群を特徴づけるモデルの開発とそのパラメータ推定のためのデータ取得法を開発する.・ユーザー群の特徴を考慮に入れたシステムパフォーマンス評価指標を開発する.・システム運用のシュミレーション法を開発する.・現実のSP2から実データを取得し,十分なシュミレーション実験を経たのちに,実システムでの運用実験を実施する.


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

伊藤 聡

統計数理研究所

大沢 暁

日本アイ・ビー・エム株式会社

貝瀬 徹

神戸商科大学

田村 義保

統計数理研究所

Prenneis Jr Anton

IBM Corporation