平成142002)年度 共同利用登録実施報告書

 

課題番号

14−共研−6

専門分類

5

研究課題名

生態系のパターン形成

フリガナ

代表者氏名

タイナカ ケイイチ

泰中 啓一

ローマ字

TAINAKA KEIICHI

所属機関

静岡大学

所属部局

工学部

職  名

教授

所在地

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研究目的と成果の概要

研究目的は生態系のパターン形成や生物間相互作用を理論的に研究することである。
モデリングとシミュレーションによって動物や植物の相互作用や進化の問題を研究
してきた。格子模型を使ってフラクタルの解析や棲み分けパターンの形成の研究を
行った。また撹乱実験をコンピュータ上で実行し、生物間相互作用を理論的に研究
を行った。生物進化では、とくに集団選択(これまで否定されてきた)の考えを個
体選択の立場から説明したい。最近では私たちは、オスの必然性(JTB1999),
報復主義の無い利他行動(Golden Rule)の進化(Eco.Mod.2001)、寿命の有限
性(Eco.Mod.2002)について論文を発表してきた。