平成182006)年度 重点型研究実施報告書

 

課題番号

18−共研−6001

専門分類

7

研究課題名

マシーン・ラーニングによる生存時間解析

重点テーマ

生物統計学の深化と展開

フリガナ

代表者氏名

ツジタニ マサアキ

辻谷 将明

ローマ字

TSUJITANI MASAAKI

所属機関

大阪電気通信大学

所属部局

情報通信工学部

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

50千円

旅 費

100千円

研究参加者数

2 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

統計科学の分野では、「線形」を前提とした標準的な解析が、1)加法性2)分散一定性,3)正規性のもとで開発されてきた。しかし近年、生存時間データの解析において、ニューラルネット、平滑化スプライン法、一般化加法モデルなどのマシン・ラーニングによる方法で、「非線形」に対する挑戦が続いている。本研究では、近年急激に発展してきたコンピュータを知的活動の道具として利用することにより、マシン・ラーニングによる生存時間解析に関する方法論の確立およびコンピュータパッケージの構築を志向した。
近年のコンピュータの発展とともに、国内外における統計パッケージも整備されつつある。多くのユーザを確保しているパッケージとしては、SASやS-PLUSがある。しかし、マシン・ラーニングによる生存時間解析に関する統計パッケージには未解決で不十分な点が多々ある。本研究では、フリーソフトRに基づくコンピュータ・ソフトウエアの開発・共有化を行った。ユーザのニーズに基づいたソフトウエアの性能を完備させ、ユーザーインターフェースの向上を図った。その結果、コンピュータ・ソフトウエア利用のための研究基盤が整備されることが期待される。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

辻谷将明、“R,GAM、そして生存時間解析”、平成18年度統計数理研究所 重点型共同研究会・科研費補助金シンポジューム「医薬品評価における統計的方法の新展開」、2007年1月25日〜26日、大阪大学中ノ島センター

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

柳本 武美

統計数理研究所