平成132001)年度 一般研究1実施報告書

 

課題番号

13−共研−1026

専門分類

9

研究課題名

ダイオキシン類組成解析による挙動並びに発生源の検討

フリガナ

代表者氏名

ササキ ユウコ

佐々木 裕子

ローマ字

Sasaki Yuko

所属機関

東京都環境科学研究所

所属部局

分析研究部

職  名

部長

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

ダイオキシン類はダイオキシン(PCDDs)、ジベンゾフラン(PCDFs)、コプラナーPCB(Co-PCB)
の222種の異性体から構成されている。ダイオキシン類の主要発生源であるごみ焼却、農薬不純物、
塩素漂白、PCB製品などは、それぞれ特有な異性体・同族体プロフィールを持っている。そこで、
ダイオキシン類の環境中の挙動や発生源寄与率を明らかにするため、大気、水、土壌、底質等の環
境と、焼却をはじめとする発生源のダイオキシン類の異性体・同族体データを収集し、その組成プ
ロフィールから、発生源寄与率や環境中の挙動を解明する。
 平成13年度は、6県が新たに加わって3回の会議を行い、解析方法の検討並びに測定データの
収集を進めた。また、具体的には、東京湾のコプラナーPCBの汚染源を検討し、PCB製品の寄与
が大きいことを明らかにした。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

佐々木裕子、飯村文成、津久井公昭、吉岡秀俊、東野和雄、安藤晴夫、柏木宣久(2001)。
東京湾におけるダイオキシン類汚染(2)?組成検討、第10回環境化学討論会。
柏木宣久(2001)。Chemical Mass Balanceについて、
科研費研究集会「環境統計データ解析の研究」。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

安藤 晴夫

東京都環境科学研究所

飯村 文成

東京都環境科学研究所

池田 広数

東京都環境科学研究所

大平 武俊

岐阜県保健環境研究所

岡本 拓

広島県保健環境センター

柏木 宣久

統計数理研究所

加藤 謙一

宮城県保健環境センター

清野 陽子

宮城県保健環境センター

菅谷 和寿

茨城県公害技術センター

鈴木 滋

宮城県保健環境センター

種岡 裕

新潟県保健環境科学研究所

友部 正志

茨城県公害技術センター

中村 朋之

宮城県保健環境センター

半野 勝正

千葉県環境研究センター

宮崎 雅弘

茨城県公害技術センター

村瀬 秀也

岐阜県保健環境研究所

村山 等

新潟県保健環境科学研究所

安田 裕

岐阜県保健環境研究所