平成20(2008)年度 一般研究2実施報告書
課題番号 |
20−共研−2052 |
分野分類 |
統計数理研究所内分野分類 |
h |
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主要研究分野分類 |
1 |
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研究課題名 |
生物進化におけるリダンダンシーの解析的研究 |
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フリガナ 代表者氏名 |
タイナカ ケイイチ 泰中 啓一 |
ローマ字 |
TAINAKA KEIICHI |
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所属機関 |
静岡大学 |
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所属部局 |
創造科学技術大学院環境・エネルギーシステム専攻 |
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職 名 |
教授 |
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配分経費 |
研究費 |
40千円 |
旅 費 |
120千円 |
研究参加者数 |
9 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
生物は一見すると無駄とか冗長性(リダンダンシー)と思えるような形質を様々に進化させている。近年、DNAとか生体内のリダンダンシーには多くの研究がある。しかし我々は生態系全体の視点から個々の生物のリダンダンシーを研究し、その重要性を指摘してきた。本研究では、長年まだ未解明のリダンダンシーを対象として、主として格子ロトカボルテラ法というモンテカルロ法を使って研究する。一見すると(短期的には)最適とはいえない形質であっても、長期的なスパンでは、また生態系の中では最適となる見方である。リダンダンシーを環境変動下での「負けるが勝ち」の生き残り戦略として説明する。たとえ短期的にはゲームに負けても長期的には勝つような戦略である。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
Yumi Tanaka, Jin Yoshimura, Chris Simon, John R. Cooley and Kei-ichi Tainaka, The Allee effect in the selection for prime-numbered cycles in periodical cicadas. Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS), Vol. 106, pp. 8975−8979 (2009). |
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研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
渥美 良太 |
静岡大学 |
斎藤 文吾 |
静岡大学 |
志村 隆彰 |
統計数理研究所 |
杉浦 康二 |
静岡大学 |
南 美穂子 |
統計数理研究所 |
森 秀人 |
静岡大学 |
横山 典侑 |
静岡大学 |
吉村 仁 |
静岡大学 |