平成31991)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

3−共研−73

専門分類

7

研究課題名

心電図の波形と指尖光透過率変化との関連を明らかにする解析

フリガナ

代表者氏名

タムラ ヨシヤス

田村 義保

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

統計計算開発センター

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

2 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

指尖光透過率変化を赤池の自己回帰モデルを用いた解析を行なうことにより初めて「ゆらぎ」があることを明らかにした。その結果「ゆらぎ」が生体のいかなる機構から発生しているかを明らかにするため,心電図の波形を同じく赤池の自己回帰モデルを用いて解析し,相互の関連を明らかにしたい。


心機能を簡易に、無侵襲で観測する目的で指尖光透過率を測定している。本年度の解析から、特定な周波数の生理学的な意味付けまでは言及することはできないが、特定な周波数のピークの尖りぐわいから、いわゆる疲労との関連について推測できる可能性を見いだした。
まだ、まだ研究途中であり、十分な成果は得られてないが、平成4年度も継続して行う予定である。途中結果を応用統計学会シンポジウムで発表した。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

応用統計学会第13回シンポジウム
指尖透過率における日内変動 平成3年11月14日
辻和男(慈恵会医科大学)、吉沢聡(マクター(株))、田村義保(統数研)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

正常(健常者)者数名と,特異疾患者数名を被験者とし,正常な状態(安静時)と運動負荷等により指尖光透過率と心電図を同時に測定し,自己回帰モデルを用いて,解析する。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

辻 和男

東京慈恵会医科大学