平成8(1996)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 8−共研−101 | 専門分類 | 7 | |||||
| 研究課題名 | 東洋医学の臨床評価法 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ツタニ キイチロウ 津谷 喜一郎 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 東京医科歯科大学 | |||||||
| 所属部局 | 難治疾患研究所 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 7 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 漢方薬や鍼灸などのいわゆる「東洋医学」は数千年の歴史をもち現在でもなお広く用いられている。その使用の妥当性は基本的には歴史的に蓄積された情報を基にしているが、近代の保健サービスの中でそれが用いられる場合、保健行政から臨床における意思決定までの種々のレベルで「無作為比較試験」を代表とする近代的評価法などとどう適応させるかが問題となる。本研究では、近代的評価法の東洋医学の分野への導入の歴史的プロセス、現状、その問題点、さらに解決法について調査研究する。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| (1) 七堂利幸:全日本鍼灸学会誌で使われている統計手法.全日本鍼灸学会誌,46(1):14-17, 1996 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 〈研究計画〉1)漢方薬・鍼灸の各分野における、近代的評価法を用いた文献の収集とデータベースづくり2)臨床試験論文の質評価のためのクライテリアの収集と分析3)近代以降の日本における鍼灸に関する論争の経時的分析、いわゆる鍼に関する推計学論争に関して収集された文献にもとづきそのリストづくりと解析4)研究プロジェクトの調整のための研究者間の打ち合わせと討論〈統計数理研究所との共同研究実施の必要性〉本研究は、臨床薬理学者、東洋医学の臨床家、教育者を中心に、東洋医学における実際のニーズにもとづいて発案されたものであるが、対象領域が統計学を用いたものであるため、この分野の基本的な資料を保有し、また経験と実績を持つ専門家との共同作業が必須である。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 川喜田 健司 | 明治鍼灸大学 | 
| 桑田 繁 | くらしき作陽大学 | 
| 七堂 利幸 | 大素堂 | 
| 西條 一止 | 筑波技術短期大学 | 
| 矢澤 一博 | ?Sマグレインサカムラ商事 | 
| 柳本 武美 | 統計数理研究所 |