平成10(1998)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 10−共研−99 | 専門分類 | 9 | |||||
| 研究課題名 | 東京湾の水質の長期的な変動に関する研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | カシワギ ノブヒサ 柏木 宣久 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 統計数理研究所 | |||||||
| 所属部局 | 調査実験解析研究系 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 4 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 東京湾沿岸の各自治体は、湾内の水質状況を把握するため、水質汚濁防止法に基づく公共用水域水質測定計画に沿って、過去20年以上に亘り、毎月1回、測定点を分担し合い、多項目の水質測定を実施している。本研究では、この測定データに基づき、東京湾の水質の長期的な変動を明らかにし、栄養塩等に対する負荷量削減対策の効果や気象等の要因の影響について検討する。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| Honjo, Y. and Kashiwagi, N., Matching objective and subjective information in groundwater inverse analysis by Akaike Bayesian information criterion, Water Resources and Research, vol.35, 1999.2. | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 現在、東京湾水質測定データをデータベース化する作業が進行中である。当初、その完成を計ると共に、データスクリーニングを実施する。その後、種々の統計的方法を適用し、水質の長期的な変動を明らかにする。同時に内湾全域に存在する汚濁物質の総量を推定し、その推移について検討する。統計的方法としては、東京湾水質測定データが季節変動を内在する時空間データであるという特質を考慮し、適切な方法を採用する。既存の方法で対処できない場合には、新たな方法を開発する。方法の適用、開発に際しては、統計数理研究所に蓄積されたデータ解析に関するノウハウを利用する。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 安藤 晴夫 | 東京都環境科学研究所 | 
| 小倉 久子 | 千葉県水質保全研究所 | 
| 二宮 勝幸 | 横浜市環境科学研究所 |