平成8(1996)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 8−共研−61 | 専門分類 | 6 | |||||
| 研究課題名 | 松代群列地震観測システムの波形・験測値データの統計的手法による解析 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | タカヤマ ヒロユキ 高山 博之 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 気象庁 | |||||||
| 所属部局 | 精密地震観測室 | |||||||
| 職 名 | 主任研究官 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 9 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 松代群列地震観測システムで観測されたネット近傍で発生した地震波形のSコーダ波を用い、各観測点のコーダQ値を求め、各観測点下の堆積層がコーダQ値に与える影響を考察する。また同システムで決定された震源にみられる、広域の観測網による震源との深さに関するずれについて統計的に評価し、震源の補正方法について検討する。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| Yosihiko Ogata, Akio Kobayashi, Naoya Mikami, Yasuaki Murata and Koichi Katsura, Correction of Earthquake Location Estimation in a Small Seismic Array System, Research Memorandum, the Institute of Statistical Mathematics No.637 Apr. 25, 1997 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 松代群列地震観測システムで観測された一様な分布ではない地震のコーダ波から、種々の周波数帯域および各観測点でのコーダQ値を求め、ある程度のばらつきを持った多くのデータから各観測点下の堆積層がコーダQ値に与える影響を考察する。また震源の補正方法については、これまでに同システムによる震源に対する補正写像が得られているが、震源の深さに関する補正は行っていない。深さに関してもこれまでと同様な補正写像を求め、より客観的な読み取り方法の検討を含めた震源決定法の検討を行う。これらの研究には高度な統計的手法の利用が必要であり、統計数理研究所の協力指導のもとに共同研究を実施するのが効果的である。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 阿部 正雄 | 気象庁 | 
| 尾形 良彦 | 統計数理研究所 | 
| 柏原 静雄 | 気象庁 | 
| 公賀 智行 | 気象庁 | 
| 駒木 文保 | 統計数理研究所 | 
| 下田 正人 | 気象庁 | 
| 仲底 克彦 | 気象庁 | 
| 本間 直樹 | 気象庁地震火山部 |