平成30(2018)年度 一般研究1実施報告書
| 課題番号 | 30−共研−1010 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | b | ||
| 主要研究分野分類 | 7 | |||||
| 研究課題名 | 個別株の連動類似性に基づいた株式相場の転換点予測モデルの構築 | |||||
| フリガナ 代表者氏名 | ハムロ ユキノブ 羽室 行信 | ローマ字 | Hamuro Yukinobu | |||
| 所属機関 | 関西学院大学 | |||||
| 所属部局 | 経営戦略研究科 | |||||
| 職 名 | 准教授 | |||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 株価騰落の規模と頻度の関係はベキ乗則に従うことが分かっており、株価予測は地震予測と同様に非常に困 難(もしくは不可能)と考えられている。しかしながら、株価の変動は、地震の発生と異なり、人間(トレーダー)の意思決定の結果として起こるものである。そしてトレーダーの判断材料となるようなデータ(日足4本値データをはじめ、tickデータ、ニュース記事、企業業績データ、Twitterデータなどが今日比較的容易に入手可能となっており、ある程度の予測可能性はあると考える。そこで本研究では、これら多様なデータの関係性をグラフ構造で表現し、大域的なグラフ構造の時系列変化を捉えることで、大規模な騰落(相転移)が起こる前の臨界状態をモデル化することを目的としている。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 中元政一,羽室行信, "NYSOL: Pythonにおける大規模データ前処理支援ツール", 情報処理学会 FIT2018, 福岡工業大学, 2018/9/20. | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 随時、ネットカンファレンスを開催することで研究を進めたため、研究会は実施していない。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 岡田 克彦 | 関西学院大学 | 
| 後藤 隼人 | 東京工業大学 | 
| 中野 純司 | 統計数理研究所 | 
| 中原 孝信 | 専修大学 | 
| 中元 政一 | 関西学院大学 | 
| 藤澤 克樹 | 九州大学 | 
| 本多 啓介 | 統計数理研究所 | 
| 丸橋 弘明 | 関西学院大学 |