平成9(1997)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
9−共研−71 |
専門分類 |
7 |
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研究課題名 |
真核生物の起源と初期進化 |
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フリガナ 代表者氏名 |
ミヤタ タカシ 宮田 隆 |
ローマ字 |
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所属機関 |
京都大学 |
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所属部局 |
大学院理学研究科 |
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職 名 |
教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
10 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
下等真核生物のうちで、配列情報データがほとんど報告されていないものに関して、遺伝子解析を実施して保存的蛋白質のアミノ酸配列データを得る。これらをもとに、古細菌や下等真核生物種間の系統関係を統計学的な視点から詳細に検討し、真核生物の起源と初期進化過程に関する新たな知見を得る。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
Hashimoto, T., Nakamura, Y., Kamaishi, T., and Hasegawa, M., Early evolution of eukaryotes inferred from protein phylogenies of translation elongation factors 1α and 2, Arch. Protistenkd., Vol. 148, 287-295, 1997 |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
ミトコンドリアをもたない真核生物、およびミトコンドリアを有するが系統進化学的に重要な下等真核生物のうちで、ペプチド鎖伸長因子、ATPアーゼ、熱ショック蛋白質、RNAポリメラーゼ、アミノアシルtRNA合成酵素などの保存的蛋白質に関する遺伝子構造データが未知のものについて、遺伝子解析を実施する。得られるデータを既存のデータに逐次追加し、アミノ酸置換に関するさまざまな確率モデルに基づいて真核生物内部の系統関係を最尤推定するとともに、多くのデータセットによる解析結果を総合評価する。データの収集、整理、加工、および分子系統樹の最尤推定に関わる数値計算を円滑に行うために統計数理研究所との共同研究が必要である。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
岩部 直之 |
京都大学 |
釜石 隆 |
統計数理研究所 |
隈 啓一 |
京都大学 |
白倉 哲郎 |
祇園歯科クリニック |
出口 勝敏 |
昭和大学 |
中村 文規 |
昭和大学 |
橋本 哲男 |
統計数理研究所 |
長谷川 政美 |
統計数理研究所 |
矢野 隆昭 |
昭和大学 |