平成3(1991)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | 3−共研−12 | 専門分類 | 1 | |||||
| 研究課題名 | 多変量解析における潜在変数モデルの理論と応用 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ヤナイ ハルオ 柳井 晴夫 | ローマ字 | 
 | |||||
| 所属機関 | 大学入試センター | |||||||
| 所属部局 | 研究開発部 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
| 所在地 | 
 | |||||||
| TEL | 
 | FAX | 
 | |||||
|  | 
 | |||||||
| URL | 
 | |||||||
| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 13 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 入試データの解析には,受験者の能力を潜在変数とみなす潜在変数モデルが有効である。潜在変数モデルとしては,因子分析や共分散構造分析,教育・心理統計の分野における項目反応理論などが良く知られている。近年は各種ソフトウェアの充実により,こうした潜在変数モデルの適用範囲が広がり適用例も急速に増えてきている。こうした動向をふまえて,平成2年度に引き続き潜在変数モデルの理論と応用に関する総合的な研究を行う。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 柳井晴夫他(1991)研究会報告  多変量解析における潜在変数モデルの理論と応用「統計数理」第39巻1号  97-124 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 潜在変数モデルは,歴史的には古いものであるが,心理学などの応用分野で発達してきたことから統計理論家の注目を集めることが少なかった。そのために,広く使われている手法でありながらその統計的理論は必ずしも十分に整備されていない。また,応用の観点からは,近年提案されている各種の潜在変数モデルは,多数の母数を含んでいるために,計算法などにも難しい問題がある。本研究は,平成2年度に引き続いて実施するもので,潜在変数モデルの理論と応用の現状を探り問題の所在を明らかにするとともに解決の方向を探り,その研究成果を報告書としてまとめる予定である。また,統計数理研究所と共同研究を行う必要性は,(1)潜在変数モデルに関する文献の豊富さ,(2)潜在変数モデルに数理統計的立場から関心を持つ研究者が多数いること,等の理由による。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 市川 雅教 | 東京外国語大学 | 
| 小笠原 春彦 | (財)鉄道総合技術研究所 | 
| 狩野 裕 | 筑波大学 | 
| 小西 貞則 | 九州大学 | 
| 駒澤 勉 | 統計数理研究所 | 
| 佐藤 学 | 広島大学 | 
| 繁桝 算男 | 東京大学 | 
| 高木 廣文 | 統計数理研究所 | 
| 豊田 秀樹 | 大学入試センター | 
| 藤越 康祝 | 広島大学 | 
| 前川 眞一 | 大学入試センター | 
| 渡辺 美智子 | 東洋大学 |