平成23（2011）年度　重点型研究実施報告書

課題番号	23−共研−4307		分野分類			統計数理研究所内分野分類			e
						主要研究分野分類			3
研究課題名	ゲノム多様性データにおける多変量解析の解釈について
重点テーマ	ゲノム多様性と進化の統計数理
フリガナ 代表者氏名	キムラ リョウスケ 木村 亮介				ローマ字		Kimura Ryosuke
所属機関	琉球大学
所属部局	亜熱帯島嶼科学超域研究推進機構
職　　名	特命准教授
配分経費	研究費	40千円		旅　費		143千円		研究参加者数		4　人

研究目的と成果（経過）の概要

ヒトのゲノム多様性より集団構造を明らかにするため、主成分分析やクラスタ分析などの多変量解析が用いられるが、その解釈は簡単ではない。本研究では、コンピュータシミュレーションを用いて多変量解析に一定の解釈方法を与えることを目的とする。
様々なデモグラフィックヒストリーをもつを集団モデルをシミュレーションし、多変量解析を行うことで、多変量解析結果の解釈についての知見を得た。また、実データを多変量解析した結果をデモグラフィックヒストリーの再現に応用する方法についても検討した。

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

学会発表
Kimura, R., 2011. How to interpret multivariate genomic analyses of populations with admixture. Society for Molecular Biology and Evolution 2011 Annual Meeting, Kyoto.
木村亮介, 2011. ゲノム多変量解析の解釈. 日本進化学会第13回大会, 京都.
木村亮介, 2011. ゲノム多変量解析から読み解く集団の移動史. 第65回日本人類学会大会, 那覇.

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

統数研共同利用重点型研究集会「ゲノム多様性と進化の統計数理」
2011年12月19-20日国立統計数理研究所

研究参加者一覧
氏名	所属機関
佐藤 丈寛	名城大学
山口 今日子	琉球大学