平成19(2007)年度 一般研究1実施報告書
| 課題番号 | 19−共研−1014 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | j | ||
| 主要研究分野分類 | 8 | |||||
| 研究課題名 | 座り心地に関する統計学的研究3 | |||||
| フリガナ 代表者氏名 | ミツヤ レイコ 三家 礼子 | ローマ字 | MITSUYA REIKO | |||
| 所属機関 | 早稲田大学 | |||||
| 所属部局 | 国際情報通信センター | |||||
| 職 名 | 客員准教授 | |||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 前年度における「座り心地に関する統計学的研究2」では、座り心地に関する物理量(客観評価)と心理量(主観評価)をチャーノフの顔グラフを用いて座り心地のグラフィックス化を行った。チャーノフの顔グラフの問題点のひとつであるパラメータの顔グラフにおける配置があった。これは得られた全データの主成分分析を行うことにより、座り心地に強い相関のあるパラメータを抽出して、強いパラメータ順に眉の上下、目の傾き、口の曲率に割り当てた。その結果、着座瞬間状態における座り心地を人間工学的に表示することができた。さらに、今回は座り心地を測定する時間を30分以上の長時間として、顔グラフを用いて座り心地の時間的変化を表示することも可能となった。また、過去三年間の研究成果により座り心地に関係が深いとされる体圧分布測定(ヒトの身体の血圧に当たるようなイメージで、椅子なら座面と背面にかかる人の臀部、背の圧力測定と考える)により得られた結果で、長時間測定により体圧の微小な変化を見ることができた。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 山口祐、三家礼子、野呂影勇:座り込み時の座面評価手法の提案、日本人間工学会第36回関東支部大会卒業発表予稿集、2006. | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
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| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 田村 義保 | 統計数理研究所 | 
| 富田 豊 | 慶應義塾大学 | 
| 成瀬 哲哉 | 岐阜県生活技術研究所 |