平成11（1999）年度　一般研究２実施報告書

課題番号	11−共研−2003			専門分類		1
研究課題名	統計解析理論とその応用の研究
フリガナ 代表者氏名	クボキ ヒサタカ 久保木 久孝			ローマ字		Kuboki Hisataka
所属機関	電気通信大学
所属部局	電気通信学部
職　　名	助教授
所在地
TEL				FAX
E-mail
URL
配分経費	研究費	0千円	旅　費		0千円		研究参加者数	42　人

研究目的と成果（経過）の概要

有用な統計解析理論は,統計学自身およびそれに関連する諸学問分野からの様々なアイディアが,
総合的有機的に組み合わせて構築されていることは広く認識されており,もはや,一つの古典的原理
原則に固執して統計問題を考える理由は薄れつつある。この共同研究は,多くの研究者の参加の下
に,様々なアイディアを持ち寄り,統合された統計解析理論,新たな発展が期待される統計解析理論
等の可能性を検討するともに,その応用を探ることを目的とした。
　本共同研究は,新しい統計解析理論への貢献を目指し,ワークショップに各共同研究員がそれぞれ
のアイディアや成果を持ち寄り,情報を交換を行うという形で行われた。そこで発表された研究内容
は,共同研究リポートとして刊行された。

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

Fujisawa,H.(1997),Likelihood ratio criterion for mean structure ingrowth curve model with random effects,
J.Multivariate Anal.60,90-98.
Kuboki,H.(1998),Reference priors for prediction,J.Statist.Plann.Inference 69,295-317.
Inoue,K.(1999),Asymptotic improvement of the Graybill-Deal estimator, Com. in Statist.- Theory and
Methods.28(to appear).
Uchida,M.and Yoshida,N.(1999),Information criteria for small diffusions via the theory of Malliavin-
Watanabe,Research Memorandom 733,The Institute of Statistical Mathematics.
「統計解析理論とその応用の研究」,統計数理研究所共同研究リポート107(1998,1)
「統計解析理論とその応用の研究」,統計数理研究所共同研究リポート121(1999,3)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

研究参加者一覧
氏名	所属機関
赤嶺 達郎	水産庁中央水産研究所
安芸 重雄	大阪大学
石井 恵一	関西大学
稲垣 宣生	大阪大学
井上 淳	早稲田大学
井元　清哉	九州大学大学院
内田 雅之	統計数理研究所
尾形 良彦	統計数理研究所
柿沢 佳秀	北海道大学
柏倉 賢司	東京大学大学院
加藤 剛	慶應義塾大学
紙屋 英彦	岡山大学
北門 利英	東京水産大学
北田 修一	東京水産大学
草間 時武	早稲田大学
熊谷 悦生	大阪大学
阪本 雄二	名古屋大学
清水 良一	統計数理研究所
鈴木 武	早稲田大学
高木 祥司	大阪府立大学
武田 純	大阪大学大学院
谷口 正信	大阪大学
内藤 貫太	島根大学
西山 陽一	統計数理研究所
林 利治	大阪府立大学
韓 成一	大阪大学大学院
平野 勝臣	統計数理研究所
藤井 準二	大阪市立大学
藤井 光昭	大学入試センター
藤岡 由美	九州大学大学院
藤沢 洋徳	東京工業大学
逸見 功	日本赤十字看護大学
間瀬 茂	東京工業大学
松崎 奈岐	新潟国際情報大学
松田 忠之	和歌山大学
三田 晴義	聖心女子大学
矢島 美寛	東京大学
山田 作太郎	東京水産大学
吉田 朋広	東京大学
米本　孝二	九州大学大学院