平成132001)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

13−共研−2053

専門分類

8

研究課題名

スポーツ・レクリエーション参加のコウホート分析

フリガナ

代表者氏名

ナカムラ タカシ

中村 隆

ローマ字

Nakamura Takashi

所属機関

統計数理研究所

所属部局

調査実験解析研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

3 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

本研究は,ベイズ型コウホートモデルを用いてスポーツ参加の年齢・時代・コウホート効果の分離を
おこなうことにより,各スポーツ活動における参加率変化の要因を明らかにすることを目的とした。
 昨年(平成13年)度は,「余暇活動に関する調査(1982,1987,1992,1997年)」から得られた全25
種目のスポーツ参加率の標準コウホートデータに対してベイズ型コウホートモデルを適用し,年齢・時
代・コウホート3効果の分離をおこなった。
今年(平成14年)度は,標準コウホートデータの分析により得られた3効果のパラメータの推定
値を用いてスポーツ参加人口の推定と予測をおこなった。この成果については,学会で発表し,論
文を投稿した。さらに1982年から2000年までの個票データすべてをデータベース化し,一般コ
ウホート表データを得て,ベイズ型コウホートモデルを適用した。その結果,25種目のスポーツ
参加率について,より複雑かつ詳細なモデルが得られた。引き続き,追加データをデータベース化
するとともに,参加頻度を考慮した分析モデルについて検討中である。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

○山本 達三,菊池 秀夫,中村 隆(1999)。
レクリエーション参加のCohort分析,
日本体育学会第50回記念大会/体育・スポーツ関連学会連合大会プログラム,164。
(日本体育学会,東京都目黒区:東京大学教養部,1999/10/7)
○山本 達三,菊池 秀夫,中村 隆(2001)。
スポーツ参加率の年齢・時代・コウホート効果の分離,
日本体育・スポーツ経営学会第24回大会号,48-49。
(日本体育・スポーツ経営学会,東京都新宿区:早稲田大学国際会議場,2001/3/27)
○山本 達三,菊池 秀夫,中村 隆(2001)。
コウホート分析によるスポーツ参加人口の将来推計,
スポーツ産業学研究第10回学会大会号,33-36,2001。
日本スポーツ産業学会,愛知県名古屋市:中京大学名古屋学舎)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

菊池 秀夫

中京大学

山本 達三

南山大学