平成6(1994)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 6−共研−45 | 専門分類 | 5 | |||||
| 研究課題名 | 非球粒子による空間的ランダム密構造のシミュレーション | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | タネムラ マサハル 種村 正美 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 統計数理研究所 | |||||||
| 所属部局 | 調査実験解析研究系 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 2 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 代表者は従来、球対称性をもつ対象(点、円、球など)の空間パターンの統計を扱ってきた。その前提には実際に見られるパターンが球対称粒子の集団として良く近似できるという仮定があった。対象が非球粒子であっても、密度がある程度低い場合には、この仮定は近似的に成立する。しかし、密度が高くなって、粒子同士が接触し合う状況では、粒子の固有の形が空間パターンに反映されるはずである。本研究は非球粒子のランダム密構造をシミュレーションによって調べる事が目的である。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 種村正美:「剛体非球粒子系のモンテカルロ法について」統数研研究会 1995.01.23 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 代表者は、上記の通り球対称粒子の空間パターンの統計の問題を主として計算機シミュレーションを用いて研究してきた。一方、共同研究者は計算機物理学の分野で、球対称粒子の集団に限らず、非球対称粒子の物理系にも興味をもって研究を進めてきている。「研究目的」の達成のためには両者が共同して研究を実施する必要がある。また、計算機シミュレーションの実行のために、統計数理研究所の電子計算機資源の利用が不可欠である。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 上田 顯 | 京都大学 |