平成16（2004）年度　一般研究１実施報告書

課題番号	16−共研−1004	専門分類	3
研究課題名	ガスコンバインサイクル発電プラント排煙脱硝制御改善に関する研究
フリガナ 代表者氏名	オザキ　トオル 尾崎　統	ローマ字	Ozaki Tohru
所属機関	統計数理研究所
所属部局	予測制御研究系
職　　名	教授
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研究目的と成果（経過）の概要

ガスコンバインドサイクル発電プラントの排出ガスの中に含まれるNoxの濃度を一定値以下に押
さえながら必要な資源をできるだけ押さえ効率的に制御する方法をさらに改良発展させることを
目指した。
昨年度までに日本ベーレーと協力して完成させた制御手法の改良だけでなく予測精度向上の立場
から非線形ダイナミックモデリングに取り組む。脱硝制御だけでなく、化学工程制御などその他の
分野への応用も探った。
統計数理研究所、上智大学、日本ベーレーで何回か会合を持ち横浜火力発電所での実験データと解
析結果を検討した。最終的に横浜火力発電所での制御結果は所期の目標をクリアーする非常によい
結果であることが認められた。

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

Ozaki,T.,Jimenez,J.C.,Peng,H & Ozaki,V.H.,(2004),"The Innovation Approach to the
Identification of Nonlinear Causal Models in Time Series Analysis",IMA Volume on "Time series
analysis and applications to geophysical systems",Vol.139,D.R.Brillinger,E.A.Robinson &
F.P.Shoenberg(Eds.),Springer,2004.

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研究参加者一覧
氏名	所属機関
Ozaki, Valarie-Haggan	上智大学
塩谷　秀雄	日本ベーレー株式会社
豊田　幸裕	新居浜工業高等専門学校
中野　和司	電気通信大学
森　政文	日本ベーレー株式会社