平成212009)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

21−共研−2045

分野分類

統計数理研究所内分野分類

f

主要研究分野分類

2

研究課題名

モダルインターバルデータの解析に関する研究

フリガナ

代表者氏名

コミヤ ユリコ

小宮 由里子

ローマ字

KOMIYA,Yuriko

所属機関

北海道大学

所属部局

情報基盤センター

職  名

助教

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

6 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

 モダルインターバルデータとは、観測値が複数の区間における頻度として得られているデータであり、ヒストグラムデータを特殊な場合として含んでいる。モダルインターバルデータには、インターバルデータよりも多くの情報を有するが、その取り扱いには困難な部分もあり、研究が遅れている。
 以上の背景により、本研究では、インターバルデータとモダルインターバルデータとの比較検討に基づき、新たなデータ解析のフレームの構築を目指した。
本研究課題において、モダルインターバルデータの解析法および結果の可視化について研究を進めた。また、関連技法として区間値関数データの解析法を検討した。この成果は、モダルインターバルデータを関数化したデータに対しても適用可能であると思われる。
 これらの研究を、統計数理研究所の教員との共同研究により推進した。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

Kuniyoshi HAYASHI, Hiroyuki MINAMI, Masahiro MIZUTA, Visualization of influence patterns in Linear Subspace Method, Joint Meeting of Japan-Korea Special Conference of Statistics and The 2nd Japan-Korea Statistics Conference of Young Researchers
JKSC2010, Feb. 2-3, 2010 Okayama University, 81-88.

池田 智康, 小宮 由里子, 南 弘征, 水田 正弘, 区間値関数データの微分とその応用, 日本計算機統計学会 第23回シンポジウム論文集 11-14, 2009年11月7日-8日、札幌学院大学
*学生研究発表賞

豊田 健志, 池田 智康, 小宮 由里子, 水田 正弘, 関数クラスター分析法の区間値データへの拡張, 2009年度統計関連学会連合大会講演報告集, 99 (2009), 2009年9月6日-9日、同志社大学

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

片山 琴絵

北海道大学大学院

清水 信夫

統計数理研究所

西堀 一幹

北海道大学大学院

林 邦好

北海道大学大学院

水田 正弘

北海道大学