平成101998)年度 共同研究B実施報告書

 

課題番号

10−共研−10

専門分類

3

研究課題名

並列計算機システム運用の統計的研究

フリガナ

代表者氏名

イシグロ マキオ

石黒 真木夫

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

予測制御研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

6 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

並列計算機システムを利用するユーザー群の動的、静的特性を反映したシステム運用の最適化を研究の目的とする特に、 1.ユーザー群の特徴を把握したい。 2.「運用」の「成績」が把握したい。 3.どう運用すればいいのか分りたい。


残念ながら(?)待ち行列がほとんど出来なかったため,データの収集が満足なかたちで行えなかったが,技術課の協力を得てSP2用log可視化ソフト,sphist.shを作成した.以下,その使用法である.
MI@ismsp01s sphist.sh h
Parameters: h
Usage:
% sphist [chp][arguments]
c - display color table
h - help
p - read parameter by read statemet with prompting.
arguments are:
line(0)/rectangle(1) interval(minute) pool(0.1.-1.3(total),4(all))
from([[[YY]YY]MM]DD) to([[[YY]YY]MM]DD) DEBUG(0.1)
example:
% sphist 0 10 4 1 31 0
environment:
SPHIST_COLOR color1:color2:color3:color4


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

平成9年度の研究により現実のSP2から実データを取得するシステムが、ほぼ、出来上がったことを踏まえて; ・log取得システム完成 ・計算機システムのユーザー群を特徴づけるモデルの開発とそのパラメータ推定のためのデータ取得法を開発する。 ・ユーザー群の特徴を考慮に入れたシステムパフォーマンス評価指標を開発する。 ・システム運用のシュミレーション法を開発する。 ・現実のSP2から実データを取得し、十分なシュミレーション実験を経たのちに、実システムでの運用実験を実施する。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

伊藤 聡

統計数理研究所

大沢 暁

日本アイ・ビー・エム株式会社

貝瀬 徹

神戸商科大学

田村 義保

統計数理研究所

Prenneis Jr Anton

IBM Corporation