平成10（1998）年度　共同研究集会実施報告書

課題番号	10−共研−5			専門分類		2
研究課題名	ノンパラメトリック確率密度関数の推定法とその周辺
フリガナ 代表者氏名	サガエ　マサヒコ 寒河江　雅彦			ローマ字
所属機関	岐阜大学
所属部局	工学部
職　　名	助教授
所在地
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配分経費	研究費	0千円	旅　費		0千円		研究参加者数	8　人

研究目的と成果（経過）の概要

ノンパラメトリック確率密度関数の推定法については、Kernel法、ヒストワラム法、多項式あるいはスプライン法、ベイズ平滑化法など応用範囲の広い方法が研究されている。しかし、国内での同分野の研究者は少なく、情報交換等も行われていない。そこで本研究会では、同テーマに関する研究者間の情報交換、討論の場を提供し、理論・応用両面から同テーマの関心を喚起することを目的とする。


　本研究集会「ノンパラメトリック確率密度関数の推定法とその周辺」は3月23〜24日に統計数理研究所において行われたものである。本テーマに焦点を当てた研究集会は国内では初めての試みであると思われる。このなかでは同分野及び関連分野の第一線の研究者による研究発表と一部では海外研究者との共同研究成果が紹介された。講演の中では、ノンパラメトリックな密度推定に関連した話題、ベイズ型の推定法、応用面ではパターン認識、ニューラルネットワークとの関連などについても紹介があった。
　又、本研究集会の研究報告書では、予稿集的ものを避けて、講演者の発表に関連した論文、原稿、テクニカルレポートなど、フルペーパーに近い資料を提出いただき、後日、発表内容に興味をもつ研究者や学生の便に供することができるように意図している。
〔研究会の場合　開催期間：1999年3月23、24日　開催場所：統計数理研究所〕

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

Sagae,M. and Scott, D. W., Adaptive Density Estimation With Massive Data Sets, Proceedings of Joint ASA Statistical Meeting, 1998.
Kogure, A. Effective Interpolations for kernel Density Estimators, Journal of Nonparametric Statistics, 9, 165-195, 1998.
統計数理研究所共同研究レポート No.118　「ノンパラメトリック確率密度関数の推定法とその周辺」, 1999年3月

研究参加者一覧
氏名	所属機関
磯貝　英一	新潟大学
小暮　厚之	千葉大学
坂本　亘	大阪大学
竹澤　邦夫	北陸農業試験場
田辺　國士	統計数理研究所
内藤　貫太	島根大学
本田　敏雄	筑波大学