平成9(1997)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 9−共研−36 | 専門分類 | 3 | |||||
| 研究課題名 | 先進国自動車産業発展過程の時系列分析−需要と供給のサイクルについて | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ソウ トクヒツ Cao Debi | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 東京工業大学 | |||||||
| 所属部局 | 大学院社会理工学研究科 | |||||||
| 職 名 | 講師 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 3 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 1888年フランスのルバッソルとパナールがドイツのゴットリープ・ダイムラーの自動車特許を購入し、世界初の自動車工場を建てて以来、フォード、GM、豊田などの発展に代表されるように、大きな産業となっている。しかし、一部の先進国においては自動車の需要の周期的に変動しているために、世界規模の企業ながら悪戦苦闘している。本研究ではこの自動車の需要の周期的な変動の原因を時系列分析により解明し、企業戦略の制定に一つの指針を与えることを目的とする。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
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| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| まず、アメリカと日本の自動車産業の年次生産台数と出荷台数のデータを分析し、変動周期を求める。次にForistらが景気循環曲線の分析方法によりこの周期性を分析する。変動周期性には自動車のライフサイクルや国家の経済政策が多きく影響すると考えられるので、これらの要因を加味して統計的分析を行う。この分析に基づいて新しい周期変動モデルを提案し、新製品開発周期など新しい要因を増やして時系列分析を行い、それによりこの周期性を解明することを目指す。また、この分析によって周期性に影響を与える要因を明らかにする。研究の各段階では統計数理研究所の多様な統計パッケージを利用して計量的分析を行うことにする。また、統計数理研究所の優秀な頭脳達のアドバイスも頂きながら研究を進めていきたい。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| Jiang Xing-Qi | 旭川大学 | 
| 鄭 躍軍 | 統計数理研究所 |