平成10(1998)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 10−共研−1 | 専門分類 | 1 | |||||
| 研究課題名 | 有限母集団において順位情報を利用した推定について | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | フタツヤ マサオ 二ツ矢 昌夫 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 弘前大学 | |||||||
| 所属部局 | 理工学部 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 3 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 有限母集団の母平均の推定において, 順位別標本抽出法(Ranked set sampling以下RSSと略す)を適用したときの問題点(例えば 順位に誤りがあったとき等)について、理論と実際の両面から研究を行う。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| Takahasi,K. and Futatsuya,M., "Dependence between order statistics in samples from finite population and its application to ranked set sampling", Ann.Inst.Statist.Math., Vol.50, No.1, (1998) | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 有限母集団においてRSSによるMTW法の母平均推定量の効率(測定値の個数と同じ大きさの単純無作為標本の標本平均に対する)を最大にする有限母集団を求める方法を理論的に進める。また、RSSにおいては、母集団から抽出された標本を大きさの順にならべるときには感覚情報等に頼ることになるので、誤りをおかす可能性も出てくる。この誤りについて、いままで研究されているモデルに限らず、実際の問題から新しいモデルを考え、効率に及ぼす影響を調べる。そのほかに母集団の要素がある傾向でならんでいるときの効率が良くなる標本抽出についても考えたい。以上の研究を効率よく進めるために、多くの基礎的な文献、資料および人材を有する統計数理研究所との共同研究がぜひ必要である。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 高橋 宏一 | 石巻専修大学 | 
| 平野 勝臣 | 統計数理研究所 |