平成6(1994)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 6−共研−4 | 専門分類 | 1 | |||||
| 研究課題名 | ウィナー空間上の無限次元確率解析(マリアヴァン解析)の研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | タニグチ セツオ 谷口 説男 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 九州大学 | |||||||
| 所属部局 | 大学院数理学研究科 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 10 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 概複素構造を持つ抽象ナー空間内の部分多様体上での確率微分幾何学の展開を目指す。ウィナー空間内のウィナー測度に特異な測度(条件付確率)の台として定まるこの無限次元多様体上にマリアヴァン解析を用いてケーラー計量を導入しその複素幾何学的構造を明らかにしたい。ループ群上での確率解析への援用についても考えたい。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| Setsuo TANIGUCHI (谷口説男) On almost complex structures on abstract Wiener spaces, 投稿中 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| (1)有限次元複素多様体上のケーラー計量に対応する概念を概複素構造を持つ抽象ウイナー空間内の複素部分多様体(無限次元スタイン多様体)上に確立する。(2)そのためには、条件付確立の台の解析的構造、特にその接空間の構造を解析することが肝要である。(3)上述ケーラー計量を用いて歪複素微分作用素に対するヘルマンダー型のL2評価式を確立し、ドルボー型の定理を構築し、この無限次元スタイン多様体のコホモロジー群について調べる。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 会田 茂樹 | 東北大学 | 
| 楠岡 成雄 | 東京大学 | 
| 重川 一郎 | 京都大学 | 
| 清水 良一 | 統計数理研究所 | 
| 志村 隆彰 | 統計数理研究所 | 
| 杉田 洋 | 九州大学 | 
| 高信 敏 | 金沢大学 | 
| 濱名 裕治 | 九州大学 | 
| 三苫 至 | 佐賀大学 |