平成101998)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

10−共研−38

専門分類

4

研究課題名

統計科学情報の高度利用に関する研究

フリガナ

代表者氏名

ババ ヤスマサ

馬場 康維

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

統計科学情報センター

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

21 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

統計科学者は、多種多様な研究分野の研究者と共同研究を実施している。本研究では、共同研究で蓄積された統計科学情報を活用するための研究を行う。ここで述べる統計科学情報とは、統計解析の理論、実データ、解析プログラム、図書情報、および問題解決のための人的組織化等の情報である。


統計科学者は,多種多様な研究分野の研究者と共同研究を実施している。本研究では,統計科学情報を活用するための研究をった。ここで,統計科学情報とは,統計解析の理論,実データ,解析プログラム,図書情報,および問題解決のための人的組織化等の情報である。
本年度は,1998年10月29日,統計数理研究所で研究会を開催した。その概要は下記の通りである。
研究会タイトル:統計科学情報の高度利用に関する研究
報告者と報告タイトル
馬場康維(統数研) 統計科学情報の利用--共同研究のねらい--
新村秀一(成蹊大学) いかに研究成果を普及するか
南 弘征(小樽商大) 統計科学におけるインターネットとの接点
樋口知之(統数研),渡辺知恵美(お茶大)インターネットを利用した統計学会大会発表参加申し込み受付の実施経過報告
佐藤整尚(統数研) Web Decompの今後について--データ共有化の試み--
小林信一(電通大) 総合討論
研究会では,様々な問題提起が行われ,今後の研究の進め方について討論した。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

馬場康維,地理情報を用いた統計データの利用,第67回日本統計学会,1999年7月
南 弘征,水田正弘、垂水共之、馬場康維、栗原考次,森 裕一,山本義郎,World
wide webによる統計科学情報の活用,第67回日本統計学会,1999年7月

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

本年度の研究として、下記の研究を計画している。 1)統計科学者が様々な分野の研究者との共同研究を通じて蓄えた統計科学情報の新たな問題への利用可能性を検討するために、まず、応用分野、地域性を考慮した統計科学者データベースの作成に関する研究を行う。 2)様々な統計情報が現在、収集されている。しかしその公開についてはなかなか実行されていない。そこで、共同研究等において開発された統計解析ソフトのインターネットを利用した公開に関する研究を行う。以上の研究の遂行には、統計数理研究所の図書資源や大型計算機及びワークステーション等の機器の利用が不可欠である。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

井上 達紀

立教大学

今泉 忠

多摩大学

岡崎 卓

統計数理研究所

越智 義道

大分大学

金藤 浩司

統計数理研究所

栗原 孝次

岡山大学

小林 信一

電気通信大学

佐藤 整尚

統計数理研究所

新村 秀一

成蹊大学

田村 義保

統計数理研究所

土谷 隆

統計数理研究所

椿 広計

筑波大学

樋口 知之

統計数理研究所

松井 幸子

図書館情報大学

水田 正弘

北海道大学

南 弘征

小樽商科大学

村上 征勝

統計数理研究所

山口 和範

立教大学

山下 智志

統計数理研究所

吉野 諒三

統計数理研究所