平成6(1994)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
6−共研−15 |
専門分類 |
1 |
|||||
研究課題名 |
ベイズとベイズの定理 |
|||||||
フリガナ 代表者氏名 |
マツナワ タダシ 松縄 規 |
ローマ字 |
|
|||||
所属機関 |
統計数理研究所 |
|||||||
所属部局 |
統計基礎研究系 |
|||||||
職 名 |
教授 |
|||||||
所在地 |
|
|||||||
TEL |
|
FAX |
|
|||||
|
|
|||||||
URL |
|
|||||||
配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
2 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
ベイズの定理の一つの解釈を行う。特に事前分布について、その基礎モデルとしての意味と作り方を考える。関連して、ベイズ自身が思考実験によって基礎モデルをどのように構築しようとしたかを考察する。また、ベイズが何故生前に彼の結果を公表しようとしなかったのを、彼の思想、時代背景などを考慮しながら推察する。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
松縄 規(1994), 分布の起源, 統計数理, 第42巻, 第2号, 1994 |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
現代統計学の主要な考え方の一つであるベイズ統計学の根幹は、いわゆるベイズの定理に依存している。ところがこの定理はベイズの論文(1764)の複雑さ、特に事前分布に関する理解の難しさ、多様さもあって、現代に到るまで様々な問題を提起して来た。本研究もベイズ統計学の研究が集中的に行われていることで知られているが、そのためにも、従来殆ど挑戦されることのなかった、ベイズ統計学の原点に戻った基礎理論を確立することが必要だと思われる。 |
研究参加者一覧 |
|
氏名 |
所属機関 |
Zhao Yi |
総合研究大学院大学 |