平成172005)年度 一般研究1実施報告書

 

課題番号

17−共研−1012

専門分類

6

研究課題名

ボアホール式歪計に記録された地殻変動データの効果的な抽出法の開発

フリガナ

代表者氏名

タカナミ テツオ

高波 鐵夫

ローマ字

Takanami Tetsuo

所属機関

北海道大学

所属部局

大学院理学研究科地震火山研究観測センター

職  名

助教授

所在地

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研究目的と成果(経過)の概要

統計数理研究所で開発された信号分離の方法を用いて、2003年十勝沖地震時の体積歪記録から真の歪変化を抽出するために、北大の浦河地震観測所の歪記録の収集、およびチューニング等の処理を行った。
この種の前処理を行った後、信号分離を試みたが、8月の稀に見る超大型の低気圧の影響とその時の豪雨の影響で、うまく分離が出来なかった。
今後の方策として、豪雨のあったほかの時期の歪記録を収集し、精確な豪雨の時系列モデルを決定する必要がある。そのための観測は現在も継続中である。

体積歪記録収録について、カーネギー研究所に赴いて現地の担当研究者らと協議した。現在の記録フォーマットであるA/D16ビットの信号ダイナミックレンジを24ビットに改良して収録することとなった。新しい記録装置の設置は今年の7月頃を予定している。この新記録システムの導入によって、信号分離の性能が向上するが期待できるようになった。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

依然解析の途中であり、蒸気の表題に関して現在準備中です。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

北川 源四郎

統計数理研究所