昭和63(1988)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | 63−共研−22 | 専門分類 | 
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| 研究課題名 | X線星の時間変動の解析 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | オガワハラ ヨシアキ 小川原 嘉明 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 宇宙科学研究所 | |||||||
| 所属部局 | 
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| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 9 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| X線星はミリ秒から数日あるいは数か月までの広い時間天度で時間変動を示すことが知られており,これらは,X線星を理解する上で重要な手掛りとなる。本研究は我が国のX線天文衛星「てんま」や「ぎんが」等の観測データを解析し,時間変動の新しい性質をさがすことを目的とする。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 1.満田和久 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| X線星の中でも,ブラックホールの候補とされるCygX−1,GX339−4等のX線源は,特に不規則で速く(〜1msec)大きな時間変動を示す。これらの時間変動はこれまで主に自己相関関数や変動関数を使って解析されてきたが,その物理的解釈に致るような結果は得られていない。一方,統数研では新しい時間変動の解析方法を開発しており,この方法は概にCygX−1の「てんま」の衛星のデータに適用され,その有効性が示されている。また昨年,時間変動の観測を主目的の一つとするX線天文衛星が打ち上げられ,良質のデータが得られている。したがってこれらのデータに関し共同研究を行なうことにより,新しい成果が得られることが大いに期待される。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 赤池 弘次 | 統計数理研究所 | 
| 大橋 隆哉 | 東京大学 | 
| 小田 稔 | 理化学研究所 | 
| 北川 源四郎 | 統計数理研究所 | 
| 田村 義保 | 統計数理研究所 | 
| 堂谷 忠靖 | 東京大学 | 
| 牧島 一夫 | 東京大学 | 
| 満田 和久 | 宇宙科学研究所 |