平成282016)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

28−共研−2070

分野分類

統計数理研究所内分野分類

j

主要研究分野分類

7

研究課題名

国際比較調査における回答傾向の構造分析

フリガナ

代表者氏名

ツノダ ヒロコ

角田 弘子

ローマ字

Tsunoda Hiroko

所属機関

日本ウェルネススポーツ大学

所属部局

スポーツプロモーション学部

職  名

准教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

9千円

研究参加者数

3 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

研究目的と成果

 国際比較調査の回答傾向の構造分析は以前から行われているが、国際比較調査の範囲が東アジアをはじめ環太平洋と拡がりその方法論についても変化してきた。これまで2年間の基底意識構造の一般研究の成果を含め、さらに回答傾向の構造分析を進め統計科学的実証的調査研究によって、解析を進めた。本研究では、従来の基底意識構造の解析と併せ、回答傾向の構造分析を目的とし、各国間で異なる様相をつかむ文化多様体解析(Cultural Manifold Analysis, CULMAN)の方法論の確立を目指し、これまでの蓄積データとあわせ分析を進めた。

 主に、回答傾向の構造分析を広範な観点から考察するため、文化多様体解析(CULMAN)を念頭に国際比較調査のデータ分析を進めた。さらに、回答傾向の構造分析の情報を中心に、統計数理研究所の国民性の調査研究、国際比較研究等と併せ論文、学会発表を行った。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

論文
角田弘子, 林文, 吉野諒三 (2016) 国際比較調査におけるソーシャル・キャピタルと宗教意識, 教育研究フォーラム, 第7号, p.55-58.


学会発表・講演等

国際比較調査における回答傾向の構造分析, 角田弘子, 吉野諒三. 行動計量学会総会, 特別セッション, 札幌学院大学, 2016年8月.

国際比較調査における回答傾向の比較分析, 角田弘子, 吉野諒三. 日本分類学会総会, 法政大学, 2017年3月.

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

特になし

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

林文

統計数理研究所