平成262014)年度 重点型研究実施報告書

 

課題番号

26−共研−4201

分野分類

統計数理研究所内分野分類

b

主要研究分野分類

2

研究課題名

データ解析コンペを活用したデータ科学教育およびデータ解析環境についての研究

重点テーマ

ビッグデータの統計数理

フリガナ

代表者氏名

ヤマモト ヨシロウ

山本 義郎

ローマ字

Yamamoto Yoshiro

所属機関

東海大学

所属部局

理学部

職  名

教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

192千円

研究参加者数

9 人

 

研究目的と成果(経過)の概要

データ解析コンペティションでは、個人情報の秘匿は行いつつできるだけ生データを提供し、実際のデータを用いた分析が可能である配慮がされている。データ解析コンペティションに参加することにより、学生は、データベースマネジメントシステム、データ解析システムについてもある程度精通し、さらに最新の統計解析手法の研究・開発につながる。
平成26年度は、日本計算機統計学会スタディグループ部門でデータ解析コンペティションに学生を参加させている研究者を中心に以下について調査・研究を行った。
(1) 大量データ解析スペシャリストの養成について必要最低限の講義・トレーニングについて
(2) この種のコンペティションに出場するためのデータ科学教育環境、共通に利用できる計算機環境について
この成果をもとに、平成27年度のデータ解析コンペティションでは、アカデミッククラウドを用いて学部生などデータの処理に疎い場合にも参加できる環境の構築を検討した。
日本計算機統計学会スタディーグループ部会での報告会では、事前の呼びかけも功を奏して、16チームの参加があり、学生チームが大半を占め活発な研究報告が行われた。
この成果の一部は、日本計算機統計学会の大会・シンポジウムで特別セッションとして報告されることが予定されている。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

日本計算機統計学会スタディーグループ部会での報告会
http://jscs.jp/dac/index.php/meeting/H26meeting

経営科学系研究部会連合協議会主催 データ解析コンペティション
http://jasmac-j.jimdo.com/データ解析コンペティション/

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

日本計算機統計学会スタディーグループ部会中間報告会(その1) 
2015年12月10日(土)
統計数理研究所 セミナー室1(D305)
50人

日本計算機統計学会スタディーグループ部会中間報告会(その2)
2015年 1月 10日(土) 中央大学後楽園キャンパス 6号館7階6701号室
20人

日本計算機統計学会スタディーグループ部会最終報告会
2015年 2月21日(土)
統計数理研究所セミナー室1(D305)
70人

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

飯塚 誠也

岡山大学

大草 孝介

九州大学

折居 茂夫

東海大学

久保田 貴文

多摩大学

竹内 光悦

実践女子大学

藤野 友和

福岡女子大学

柳 貴久男

岡山理科大学