昭和631988)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

63−共研−59

専門分類

6

研究課題名

統計数理模型による地震危険度の予測

フリガナ

代表者氏名

イトウ ヒデミ

伊藤 秀美

ローマ字

所属機関

気象研究所

所属部局

地震火山研究部

職  名

主任研究官

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

5 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

地震活動に基づいて,地震危険度の予測を行うための点過程模型を開発する。
地震群の特徴パラメータb値の時間変化を検出するための点過程模型を開発する。


尾形の開発した連続型入力をもつ点過程模型を用いて,伊豆地域における微小地震回数かマグニチュード5以上の地震発生にどのように影響を与えているかを調べた。
この他群発型の地震活動において,地震回数やマグニチュード予測の統計的手法の研究を進めた。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

干場他 地震回数予測の試み 1988秋 地震学会


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気象研究所では地震予知研究の一環として,地震の統計数理模型の研究を行っており,その中で地震危険度の予測が重要な課題となっている。統計数理研究所の尾形は早くから類似した問題を点過程模型に基づいて追求している。上記の課題にその手法を応用することが出来れば地震危険度予測に大きな前進が期待される。
62年度に既に同一課題名で共同研究に着手しており,そこで得られた基礎的知見をさらに深めることが重要と考える。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

尾形 良彦

統計数理研究所

高山 寛美

気象研究所

干場 充之

気象研究所

横田 崇

気象研究所