平成30(2018)年度 一般研究2実施報告書
| 課題番号 | 30−共研−2058 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | f | ||||||
| 主要研究分野分類 | 8 | |||||||||
| 研究課題名 | 途上国の人力小規模金採掘(ASGM)由来水銀リスク評価とその削減策の検討 | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ナカザワ コヨミ 中澤 暦 | ローマ字 | Nakazawa Koyomi | |||||||
| 所属機関 | 福岡工業大学総合研究機構 | |||||||||
| 所属部局 | 環境科学研究所 | |||||||||
| 職 名 | 特任研究員 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 40千円 | 旅 費 | 113千円 | 研究参加者数 | 4 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 2017年8月水銀に関する水俣条約が発効された。条約は水銀の産出、使用、廃棄段階とライフサイクルの全段階での規制に加え、資金援助や技術支援も含む。大気への水銀放出発生源として最大である人力小規模金採掘(ASGM)(全体の37 %) はそのほとんどが発展途上国で実施されている。ASGMは従事者の生活と密接に結びつき、ASGM活動が盛んなインドネシアでは政府が水銀使用を禁止しても今なお、水銀に対して非常に無防備な体制で操業が続いているそのためアジア地域での小規模金採掘の水銀排出に関するリスク評価と排出源対策が急がれる。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 本年度は、インドネシアスマトラ島ブンクル州における極小規模金採掘・精錬地区の環境媒体中水銀濃度とそのヒト健康リスク評価,環境科学会誌,環境科学会誌 ( 31 (2) 43-58, 2018. (永淵 修・中澤 暦・井上隆信・Rosana Elvince・川上智規・尾坂兼一・金藤浩司)(査読あり) | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 該当なし | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 金藤 浩司 | 統計数理研究所 | 
| 篠塚 賢一 | 福岡工業大学総合研究機構 | 
| 永淵 修 | 福岡工業大学 |