平成21990)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

2−共研−49

専門分類

6

研究課題名

数値予報の結果を利用した統計的天気予報手法の改善

フリガナ

代表者氏名

イシグロ マキオ

石黒 真木夫

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

予測制御研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

3 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

最近の社会の天気予報へのニーズは,時間的空間的によりきめの細かい定量的なものとなっている。気象庁では,府県を2〜3程度に細分した地域に対し,降水確率予報を発表しているが,新しい数値予報モデルの開発に伴う降水確率予報手法の改良を目的としてこの研究をすすめる。統計数理研究所の研究者にとっては,ベイズ型ロジットモデルの実用性を試すことが目的となる。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

・気象庁予報部では,新数値予報モデルの予想結果を用いた新予報支援資料を作成するに際し,従来の手法を一部改良した。これによって作成した予報支援資料は,平成2年4月1日より利用開始予定。
・本共同研究で開発したベイズ型ロジットモデルを上と同じ期間の予想結果に適用して,予報支援資料を作成し,その結果を従属資料で精度評価すると共に,前項の一部改良した手法で作成した予報支援資料と比較する(進行中)。
・平成2年度においては,平成2年の独立資料によるベイズ型ロジットモデルの精度評価を行って,当該モデルの実用化について検討する。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

坂元 慶行

統計数理研究所

保科 正男

気象庁