昭和63(1988)年度 共同研究実施報告書
課題番号 |
63−共研−74 |
専門分類 |
7 |
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研究課題名 |
信州高原の野草中の微量元素濃度に関する多変量解析 |
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フリガナ 代表者氏名 |
タンバラ ヒロシ 檀原 宏 |
ローマ字 |
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所属機関 |
信州大学 |
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所属部局 |
農学部 |
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職 名 |
教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
3 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
信州高原には,特色のある野草類が自生し,放牧家畜の飼料となっている。申請者は,これらの野草について,多種類の微量元素含量を測定し,その栄養,毒性を評価する研究を続けている。本研究はその一環として,多種類の草より得た2〜30元素含量のデータから,多変量解析の手法により,信州高原の野草中の元素濃度の特性を把握することを目的にして行なう。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
第81回日本畜産学会総会,1989年3月30,31日(於東京農工大)で発表した。 |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
これまでに,東信,中信の標高1000m以上の高原の自然草地より,多種類の野草を採集し,2〜30種類の微量元素(マンガン,亜鉛,コバルト…など)を定量した。このデータは一部,すでに62年度における本プロジェクト(共同研究)で,解析を実施した。本年は引きつづき,調査地点を拡大して,南信地域の野草の試料を採取し,元素含量の分析を行ない,前回同様の多変量解析を実施する。また,前回は,多変量のパターンをcharnoffのface graphによる図形表現することを試みたが,今回はなおこの方法をさらに重ねて検討する。さらに,多変量の数量的表現法である主成分々析,あるいは因子分析法なども試みたい。解析法も試行錯誤的な検討を必要とし,同時にその理論構成を確定せねばならず,さらに計算には大型コンピュータの使用が必須となるので,本研究には統計数理研究所との共同研究が重要である。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
駒澤 勉 |
統計数理研究所 |
建石 繁明 |
信州大学 |