平成20(2008)年度 一般研究2実施報告書
| 課題番号 | 20−共研−2058 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | i | ||||||
| 主要研究分野分類 | 2 | |||||||||
| 研究課題名 | 凸計画法の数理とアルゴリズム | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ツチヤ タカシ 土谷 隆 | ローマ字 | Takashi TSUCHIYA | |||||||
| 所属機関 | 統計数理研究所 | |||||||||
| 所属部局 | 数理・推論研究系 | |||||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 40千円 | 旅 費 | 180千円 | 研究参加者数 | 5 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 近年, 半正定値計画問題や2次錐計画問題等, 多項式時間で解ける凸計画問題が, 新たな強力で柔軟なモデリングの手段として実用化されつつあり, 統計学や信号処理, パターン認識, ロバスト最適化, 制御, 最適設計などへの応用が現在活発に進められている. しかしながら, 大規模化や数値的悪条件等まだ解決すべき問題がいろいろとある. また, 一般の凸計画問題に対するアルゴリズムの研究が十分になされているとはいえない. 多項式時間で解ける凸計画問題のクラスを拡げることは重要である. また, 対称錐計画問題において一番効率的とされる多項式時間主双対内点法を一般の凸計画問題に拡張することも, まだ十分に研究が進展していない, 興味深い問題である. | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| R.D.C.Monteiro and T.Tsuchiya: A strong bound on the integral of the central path curvature and its relationship with the iteration complexity of primal-dual path-following LP algorithms. | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 
 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| Zhao Gongyun | シンガポール国立大学 | 
| Faybusovich Leonid | ノートルダム大学 | 
| Monteiro Renato | ジョージア工科大学 | 
| Jarre Florian | ドイツ デュッセルドルフ大学 |