平成282016)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

28−共研−2074

分野分類

統計数理研究所内分野分類

j

主要研究分野分類

9

研究課題名

統計教育の評価の方法

フリガナ

代表者氏名

フジイ ヨシノリ

藤井 良宜

ローマ字

Fujii Yoshinori

所属機関

宮崎大学

所属部局

教育文化学部

職  名

教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

159千円

研究参加者数

8 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

本研究の目的は、大学における統計教育を生涯学習の基盤として考え、大学生の統計に対する態度を測定する方法を確立することである。そのために、研究分担者や他の研究者の協力をいただき、米国で開発された統計教育に対する態度を測定する質問紙SATSを日本語に翻訳した。その日本語版SATSは現在ホームページとして公開している。
 また、この日本語版SATSの特性を調べるために、宮崎大学の学生を対象に授業前の質問紙を実施し、その結果の分析を行った。この結果を見ると、全体的に宮崎大学の学生は他の国と比べて、全体的に統計に対する態度が低い傾向にあるが、統計を学習する際の努力に関しては、ある程度高い傾向があることが示された。この結果については、2017年3月に行われた九州数学教育学会で報告した。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

日本語版SATSを公開しているWebサイト
 http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/yfujii/JapaneseSATS/

学会発表
 〇 藤井良宜、関屋慶子 「SATS日本語版による大学生の統計教育に対する態度の分析」 九州数学教育学会 2017年3月26日

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

青山 和裕

愛知教育大学

小口 祐一

茨城大学

川上 貴

西九州大学

木根 主税

宮崎大学

田村 義保

統計数理研究所

松元 新一郎

静岡大学

渡邊 耕二

宮崎国際大学