平成122000)年度 一般研究1実施報告書

 

課題番号

12−共研−1001

専門分類

1

研究課題名

生物・医学データ解析における複合分布モデル

フリガナ

代表者氏名

カナザワ(ヤマグチ) ミツヨ

金澤(山口) 光代

ローマ字

Kanazawa - Yamaguchi, Mitsuyo

所属機関

福井大学

所属部局

教育地域科学部

職  名

教授

所在地

TEL

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研究目的と成果(経過)の概要

生物に関わるデータは、長い時間の経過の過程で、有限個の遺伝子的な要因が、確率現象の
和事象として働いてきた結果を反映していると想定して、その統計モデルを以下のように考察する。
 統計モデル:
 生物データの変動の背後に「要因」があると考える。生物データの表現においては、
1)要因は無限個ある。
2)各要因は、独立で同じ確率分布に従っている。
3)生物データの観測値は、これら要因の和事象である。
4)生物データの変動は、この和事象要因数の変動の影響を受ける。
5)この和事象数の変動も確率的である。
このモデルを、時間的な隔たりを持って観測されているような実際のデータに適用した場合、
どれほどの説明力があるか考察をしたい。
このモデルに合わせられるような尤度に関するアルゴリズムとして、EMアルゴリズムが
有用であろうと考えている。今後は、統数研の南美穂子先生の指導を受けながら、共同研究として
発展させていきたいと願っている。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関