平成9(1997)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 9−共研−12 | 専門分類 | 1 | |||||
| 研究課題名 | 外的基準を持たない多次元データに対する曲線当てはめについて | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ミズタ マサヒロ 水田 正弘 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 北海道大学 | |||||||
| 所属部局 | 大学院工学研究科 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 3 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 各変量が説明変量と目的変量に分けることが可能な場合には、回帰分析や多変量回帰分析法によりデータに曲線を当てはめ、データの有する構造を記述・解析することができる。しかし、外的基準を持たないデータに対する曲線当てはめについては、それほど研究がなされていない。そこで、この種のデータに対する解析法の開発を目的とする。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 水田正弘,垂水共之,動的な対散布図のLisp-Statによる実現,統計数理,45巻1号,1997年7月17日 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| これまでの共同研究により、データが有する非線型構造を解析する手段として、曲線当てはめが有効な手段の一つであることが明確になってきた。特に、代数曲線による曲線当てはめ、Principal Curves は、適用範囲の広い手法である。ただ、これらの手法を適切に使いこなすには、データ解析のみならず、幾何学や数値計算法の初歩的な知識を必要とする。そこで、平成9年度においては、これらの知識をそれほど持たないユーザへの支援システムの開発を目指す。統数研の馬場助教授は従来から角度データの解析についての研究成果があり、その基礎のもとに種々のデータ解析法の研究・開発を行ってきた。また北海道大学の水田助教授は曲面的構造を解析する方法を研究・改良している。さらに小樽商科大学の南助教授はコンピュータの専門家である。そこで本共同研究により、本年度の目的の達成を目指すことができる。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 馬場 康維 | 統計数理研究所 | 
| 南 弘征 | 小樽商科大学 |