平成172005)年度 客員型研究実施報告書

 

課題番号

17−共研−3001

専門分類

9

研究課題名

環境の管理への統計的認識手法の展開

フリガナ

代表者氏名

イワセ コウセイ

岩瀬 晃盛

ローマ字

Iwase Kosei

所属機関

広島大学

所属部局

大学院工学研究科

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

19 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

本共同研究は環境科学分野と統計科学分野との多様な深い関わりを積極的に推し進めることを前提とするものであり、それを実現すべく過去3回にわたってISMシンポジウムを実施してきたものであるけれども(平成14年8月19-20日、平成15年9月10日、平成16年9月15日)、本年度はそれらの集大成として、本共同研究客員教授である永渕修千葉科学大学教授による支援と社団法人日本環境測定分析協会との共催によって、ISMシンポジウム「環境科学と統計科学の新たな融合−新たな展開へのチャレンジ−」を実施した(平成17年9月22日)。
新たな展開へのチャレンジとあるように、本シンポジウムを一つのエポックとして捉え、本共同利用研究員が結束して特定非営利活動法人環境統計統合機構の実現に協力し、平成17年12月に東京都より当該機構の設立が認可された。これは本共同利用研究が研究員の中での閉じた活動を否定し、広く開かれたいわば「開放型共同研究」を指向する活動方針に基づく当然の帰結であると言える。
これによって環境科学と統計科学との新たな融合への活動が市民までをも巻き込む新たなステージに進んだことを意味している。その意味でも本年度実施された集大成としてのISMシンポジウムは大きな役割を果たしたと言えると共に、本客員教授制度の有効性を示したものと言える。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

岩瀬 晃盛, 金藤 浩司, 岡田 光正
"測定の最小の刻み幅を考慮した一般化負の超幾何分布モデル"
数理統計
vol. 52, no. 2, pp. 367-380 (2005.2)

河村 敏彦、岩瀬 晃盛、金藤 浩司
"新しいSN比の提案と計測問題への適用"
品質(掲載予定)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

ISMシンポジウム、環境科学と統計科学の新たな融合−新たな展開へのチャレンジ−、平成17年9月22日、統計数理研究所、50名

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

伊禮 恒孝

琉球大学

大久保 卓也

滋賀県琵琶湖・環境科学研究センター

岡田 光正

広島大学

小野 芳朗

岡山大学

風間 ふたば

山梨大学

金藤 浩司

統計数理研究所

川崎 能典

統計数理研究所

河村 敏彦

広島大学

胡 洪営

中国清華大学

後藤 尚弘

豊橋技術科学大学

清木 徹

茨城大学

高梨 啓和

鹿児島大学

永淵 修

千葉科学大学

中村 好宏

理化学研究所

馬場 康維

統計数理研究所

樋口 知之

統計数理研究所

藤江 幸一

豊橋技術科学大学

山本 和夫

東京大学