平成29（2017）年度　一般研究２実施報告書

課題番号	29−共研−2066		分野分類			統計数理研究所内分野分類			j
						主要研究分野分類			7
研究課題名	国際比較調査における宗教的感情・精神性概念の構造分析
フリガナ 代表者氏名	ツノダ ヒロコ 角田 弘子				ローマ字		Tsunoda Hiroko
所属機関	日本ウェルネススポーツ大学
所属部局	スポーツプロモーション学部
職　　名	准教授
配分経費	研究費	40千円		旅　費		15千円		研究参加者数		3　人

研究目的と成果（経過）の概要

研究目的
　本研究では、従来の基底意識構造の解析と併せ、回答傾向の構造分析を目的とした。
また各国間で異なる様相をつかむ文化多様体解析（Cultural Manifold Analysis, CULMAN）の方法論の確立を目指し、これまでの蓄積データとあわせ分析をした。

成果
　宗教的感情・精神性概念の構造分析を広範な観点から考察するため、文化多様体解析（CULMAN）を念頭に国際比較調査のデータ分析を進めた。特に、表層的な質問中心の調査（行動主義的指標）では明らかに出来なかった 宗教的感情、伝統的価値観や身近な生活意識への係わり合い方に焦点を当て、国際相互理解の一助となる基礎情報を与える分析および回答傾向の構造分を行った（学会発表、論文等）。

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

論文

角田弘子, 吉野諒三 (2017) 国際比較調査における回答傾向の比較, 教育研究フォーラム, 第8号, p.62-67.

角田弘子 (2017)　国際比較調査における回答傾向の構造分析，統計数理研究所共同利用研究レポート390.

学会発表

角田弘子, 吉野諒三「日本人の健康観」，日本行動計量学会第４５回学術大会，静岡県立大学草薙キャンパス，2017年8月.

角田弘子, 吉野諒三「国際比較調査の一般的回答傾向について」日本分類学会第36回大会,札幌コンベンションセンター,　2017年12月.

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

なし

研究参加者一覧
氏名	所属機関
林 文	統計数理研究所