平成31991)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

3−共研−77

専門分類

8

研究課題名

継続調査データの二次的再分析とデータ・ベースの研究

フリガナ

代表者氏名

スズキ タツゾウ

鈴木 達三

ローマ字

所属機関

帝京平成大学

所属部局

情報学部

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

3 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

継続調査の調査データおよび調査資料を収集し,一般市民の”ものの考え方”の動向と社会環境の変化との関連に関する基礎資料の蓄積をはかる。さらに蓄積された継続調査データの二次的再分析を実施するため,共通ファイルを作成し,一般市民意識の動向に関する基礎的研究をおこなう。


この研究は、(1)継続調査の調査データおよび調査資料を収集し、一般市民の”ものの考え方”の動向と社会環境の変化との関連に関する基礎資料の蓄積をはかる。(2)さらに蓄積された継続調査データの二次的再分析を実施するため、共通ファイルを作成し、一般市民意識の動向に関する基礎的研究をおこなうことを目的とする。
これまで、統計数理研究所では、昭和28年以来5年ごとに「日本人の国民性」に関する研究調査を実施しており、社会環境の変化にともなう国民意識の変化について極めて顕著な関連を発見してきた。しかし、「具体的な生活の各分野に対する考え方」の側面は質問項目として取り上げられていない分野であり、国民性調査以外の継続調査データを探索し収集する必要がある。
そこで、これらに関連する分野の継続調査データおよび調査資料を探索し収集をはかると共に、二次的再分析が実施できるように整備し分析・検討を進めることにした。平成3年度は、平成2年度までに資料の探索および収集をはかってきた内閣広報室の実施している継続調査のうち「国民生活に関する世論調査」および「社会意識に関する世論調査」(共にここ15年継続実施)について資料整理し、二次的再分析をおこなうための共通ファイルの作成を行った。
同一表題の調査であっても、継続質問項目についてみると質問文および回答選択肢が共に同一の項目はそれほど多くはないのが現状である。(同一テーマの継続調査の総項目10-20%程度)同一の質問一回答形式(質問文および回答選択肢)の質問項目を経年的に使用することについて種々検討する必要がある。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

統計数理研究所では,昭和28年以来5年ごとに「日本人の国民性」に関する研究調査を実施しており,社会環境の変化にともなう国民意識の変化について極めて顕著な関連を発見してきた。
しかし,「具体的な生活の各分野に対する考え方」の側面は質問項目として取り上げられていない分野もある。
したがって,これらに関連する分野の継続調査データおよび調査資料を探索し,収集をはかると共に,二次的再分析が実施できるように整備し分析・検討を進める。本年度は,昨年度に引続き内閣広報室の実施している継続調査のうち「国民生活」および「社会意識」に関する世論調査(共にここ15年継続実施)をとり上げて,研究をおこなう。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

高橋 宏一

石巻専修大学

中西 尚道

文教大学