平成21（2009）年度　共同研究集会実施報告書

課題番号	21−共研−5008		分野分類			統計数理研究所内分野分類			i
						主要研究分野分類			1
研究課題名	MCMC2009
フリガナ 代表者氏名	イバ　ユキト 伊庭　幸人				ローマ字		Yukito Iba
所属機関	統計数理研究所
所属部局	モデリング研究系
職　　名	准教授
配分経費	研究費	0千円		旅　費		0千円		研究参加者数		12　人

研究目的と成果（経過）の概要

統計科学・統計物理・計算機科学の諸分野でのマルコフ連鎖モンテカルロ法のユーザーと方法論の研究者が集まって交流を深める目的で研究会を実施した．通常では顔を合わせる機会のないメンバーにより密度の濃い議論を行うことができ，有意義であった．プログラムは以下の通りである．

[マルコフ連鎖モンテカルロ法とその周辺]

■２月２０日
10:00-11:00 久保拓弥（北大 地球環境）なぜベイズ統計ユーザーは MCMC を使いたいのか
11:00-12:00 北門利英（東京海洋大 海洋科学）遺伝的集団解析と水産資源への応用
13:30-15:00 美添一樹（JST）コンピュータ囲碁：モンテカルロ木探索の現状と課題
15:30-16:30 中村和幸（明治大）逐次モンテカルロと地盤変形解析への応用
16:30-17:30 伊庭幸人（統数研）逐次モンテカルロと拡張アンサンブル法の対応と比較

■２月２１日
10:00-11:00 持橋大地（NTT CS基礎研）統計的自然言語処理でのMCMC法
11:00-12:00 牧野貴樹（東大）隠れマルコフモデルのノンパラメトリックベイズ推定とMCMC法
13:00-14:00 来嶋秀治（京大 数解研）完璧にサンプリングしよう！--過去からのカップリング
14:00-15:00 瀧内元気（ライトトランスポートエンタテインメント）MCMCの光輸送問題への応用
15:00-16:00 福島孝治（東大 総合文化）ガラス・制約充足問題・数え上げ

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

研究参加者一覧
氏名	所属機関
青柳　富誌生	京都大学
菊池　誠	大阪大学
来嶋　秀治	京都大学
北島　顕正	大阪大学
久保　拓弥	北海道大学
斉藤　稔	大阪大学
白井　伸宙	大阪大学
ドゥーセ　アルノー	統計数理研究所
福島　孝治	東京大学
持橋　大地	NTTコミュニケーション科学基礎研究所
柳田　達雄	北海道大学