平成272015)年度 共同研究集会実施報告書

 

課題番号

27−共研−5004

分野分類

統計数理研究所内分野分類

b

主要研究分野分類

2

研究課題名

経済物理学とその周辺

フリガナ

代表者氏名

タナカ ミエコ

田中 美栄子

ローマ字

Tanaka Mieko

所属機関

鳥取大学

所属部局

大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻

職  名

教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

450千円

研究参加者数

37 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

ビッグデータ解析の草分け的存在として,最初は総合研究大学院大学教育研究交流センター主催の「新分野開拓」として1997年度〜2002年度に「経済学」小グループとして発足し,その後,総計数理研究所の共同研究を経て,共同研究集会となって2003年度より毎年行っている,本研究会は,複雑系研究の流れの中で,特に大規模データの入手しやすい経済・金融現象を, データの統計学的および情報科学的解析に基づいて実証分析を行う「経済物理学」と呼ばれる新分野形成の中核的役割を担う研究集会として,当該分野を含む文理融合分野に進もうとする若手研究者に積極的に登壇の機会を与え,国内外にその活動をアピールすると共に,研究者間の交流を推進する土台としての研究集会として,常連メンバはもとより,新規に参入を希望する多彩な分野の研究者にも広く門戸を開き,一堂に会して議論する機会を持つことで,閉鎖性を排した,自由闊達な研究グループの育成に資する事を目的とする.
毎年2回の研究集会を行い,そのうちの一回はキヤノングルローバル研究所との共同開催にすることも多いが,今年度は9月の第1回を鳥取大学で行った.また講演内容や関連話題を毎年統数研共同研究リポートとして出版して来たが,今年度は共同研究リポート第360巻,「経済物理学とその周辺(12)」全155頁(2016年3月,統計数理研究所)を出版した.
第1回研究会は9月24-25日に鳥取大学で行い,第2回研究会は統計数理研究所立川キャンパスで行った.それぞれのプログラムは上記の共同研究リポートの末尾に収録されている.

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

統計数理研究所共同研究リポート第360巻,「経済物理学とその周辺(12)」全155頁(2016年3月,統計数理研究所)とその中に収録された各論文に引用されている文献を参照してください.

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

新井 優太

新潟大学

飯野 隆史

新潟大学

家富 洋

新潟大学

石井 晃

鳥取大学

石川 温

金沢学院大学

石崎 龍二

福岡県立大学

大西 立顕

東京大学

荻林 成章

千葉工業大学

落合 友四郎

大妻女子大学

川畑 泰子

九州大学 大学院 芸術工学専攻

黒田 正明

明治学院大学

佐藤 彰洋

京都大学

佐野 幸恵

筑波大学

地主 成希

鳥取大学

下浦 一宏

NPO法人科学カフェ京都

高石 哲弥

広島経済大学

田村 義保

統計数理研究所

出口 正之

人間文化研究機構 国立民族学博物館

寺野 隆雄

東京工業大学

名倉 賢

国際社会経済研究所

服部 彰

福岡大学

坂東 昌子

知的人材ネットワークあいんしゅたいん

藤本 祥二

金沢学院大学

藤原 義久

兵庫県立大学

前野 義晴

NEC

増川 純一

成城大学

真鍋 勇一郎

大阪大学

水野 貴之

国立情報学研究所

村井 浄信

岡山大学

守 真太郎

北里大学

山崎 和子

東京情報大学

山本 貴範

鳥取大学

吉井 勝俊

鳥取大学

吉川 丈夫

新潟大学

鷲野 史拓

兵庫県立大学

渡邊隼史

株式会社ホットリンク