平成7(1995)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 7−共研−87 | 専門分類 | 8 | |||||
| 研究課題名 | 人文・社会科学における「相補性原理」の探究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ヨシノ リョウゾウ 吉野 諒三 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 統計数理研究所 | |||||||
| 所属部局 | 領域統計研究系 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 2 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 人文・社会科学の発展の基礎となるべき「測定の一般理論」の展開を認知科学の観点から試みる。特に以下の2点に重点を置く。1)データの尺度の性質を、抽象的な「公理的測定論」の観点と実践的な「測定法」の観点から総合的に考慮する。 2)人間や社会を認知的情報処理システムと捉え、処理能力の理論的限界を考察し相補性原理」に相当する理論構成を試みる。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 吉野諒三、「社会調査データにみられる力動的変動」、統計数理セミナー、1995年12月 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| この研究で特に注目するのは、同じ現象を異なる尺度単位により測定した場合の効果(反応や回答の統計的分布型の変化、安定性)を分析するのに必要なデータである。この為に、過去に統計数理研究所が収集・蓄積している多様な社会調査データの利用が有効と思われる。この為、林の過去の社会調査データに通じた知見を採用し、吉野が認知心理学的理論構成を試みるのは、統計数理研究所にとって、有益な成果が期待できよう。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 林 文 | 東洋英和女学院大学 |