平成111999)年度 一般研究1実施報告書

 

課題番号

11−共研−1010

専門分類

4

研究課題名

日本人の意識調査のコウホート分析

フリガナ

代表者氏名

ナカムラ タカシ

中村 隆

ローマ字

Nakamura Takashi

所属機関

統計数理研究所

所属部局

調査実験解析研究系

職  名

教授

所在地

TEL

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E-mail

URL

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

本研究の目的は、NHKによる「日本人の意識調査」データ(1973〜98年、毎5年計6回)と、統
計数理研究所による「日本人の国民性調査」データ(1953〜98年、毎5年計10回)に対して、年齢・
時代・コウホート効果を分離するコウホート分析法を適用した結果を比較、総合することによって、
日本人の意識の動向を捉えることである。
 研究経過は以下のとおりである。
 (1)NHK「日本人の意識調査」と統数研「国民性調査」で得られる継続質問項目について、男女
別に年齢区分×調査時点形式のコウホート表データを作成した。
 (2)各コウホート表データをベイズ型コウホートモデルによって分析した。
 (3)「日本人の意識調査」と「国民性調査」の結果を比較・対比するとともに、両者全体の調査項
目を、年齢、時代、コウホート効果のうちどの効果が優勢かによって分類し、どのような分野
の項目がどの効果について特徴的なのかを整理した。
(4)以上の結果を総合し、戦後昭和期から20世紀後半の日本人の意識の動向について議論した。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

現段階では特にない。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

秋山 登代子

順天堂大学

坂元 慶行

統計数理研究所

高橋 幸市

日本放送協会放送文化研究所

橋本 昌児

日本放送協会放送文化研究所