平成182006)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

18−共研−2056

専門分類

8

研究課題名

環境科学に於ける統計的手法活用マップ

フリガナ

代表者氏名

イワセ コウセイ

岩瀬 晃盛

ローマ字

Iwase Kosei

所属機関

横浜薬科大学

所属部局

薬学部

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

50千円

旅 費

390千円

研究参加者数

20 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

 環境科学分野に於いて統計学的な考え方や統計学的な手法がどのような場面でどのように活用されているかを網羅的に調査し,統計科学に於ける様々な軸によってその位置づけを明確にし,組織的に統計科学の取り組むべき問題を明確にしようとするものである。これによって環境科学での統計科学の位置づけを客観的に把握し,環境科学への統計科学の導入を円滑に進めようとすると同時に,環境科学の分野から統計科学へ求められる開発されるべき手法を見える形で提示することにより,環境科学分野への統計科学の有効性を図ろうとするものである。
従来からの共同研究に於いて個別的には認識方法の一つとしての統計的な考え方や手法を通して両分野の橋渡し的な研究を本共同研究で行ってきたけれども,やっと総括的な取り組みを行う段階に達したものである。
 この目的達成の為に環境科学分野の研究者と統計科学分野の研究者との構成比率がほぼ半々となるような研究組織であることが本研究の特徴の一つとなる。
環境科学分野での統計科学を有効に機能せしめる活動の一環として、本共同研究活動はNPO環境統計統合機構との連携を強くすることによって展開された。平成17年に認可された環境統計統合機構の設立推進母体は統計数理研究所に於ける共同研究の仕組みが支えとなったものである。研究者で構成されている本共同研究にあって、これに加え環境問題に於いては企業人や市民をも巻き込んでの統計科学の責任を果たすべく継続的な活動を展開した。平成18年5月18日の環境統計統合機構設立講演会では本共同研究メンバーが主たる役割を担った。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

河村敏彦,岩瀬晃盛,金藤浩司 (2006) 比例式モデルに基づく新しいSN比の提案とその応用,品質,36(3),91-99.

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

伊禮 恒孝

琉球大学

大久保 卓也

滋賀県琵琶湖・環境科学研究センター

岡田 光正

広島大学

小野 芳朗

岡山大学

風間 ふたば

山梨大学

金藤 浩司

統計数理研究所

川崎 能典

統計数理研究所

河村 敏彦

統計数理研究所

胡 洪営

中国清華大学

後藤 尚弘

豊橋技術科学大学

清木 徹

茨城大学

高梨 啓和

鹿児島大学

永淵 修

千葉科学大学

中村 好宏

理化学研究所

馬場 康維

統計数理研究所

樋口 知之

統計数理研究所

藤江 幸一

豊橋技術科学大学

山田 俊郎

国立保健医療科学院

山本 和夫

東京大学