平成29(2017)年度 重点型研究実施報告書
| 課題番号 | 29−共研−4108 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | e | ||||||
| 主要研究分野分類 | 7 | |||||||||
| 研究課題名 | 遺伝・精神保健データおよびSNSデータを用いた精神保健的リスク要因の探索研究 | |||||||||
| 重点テーマ | リスク科学のフロンティア | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | タチモリ ヒサテル 立森 久照 | ローマ字 | Tachimori Hisateru | |||||||
| 所属機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター | |||||||||
| 所属部局 | 精神保健研究所 精神疾患病態研究部 | |||||||||
| 職 名 | 室長 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 40千円 | 旅 費 | 15千円 | 研究参加者数 | 4 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 精神障害の治療のための入院の長期化のリスク検知,およびリスク要因について分析を行った。リスク検知については,ベイジアンモデル選択による時間的に通常とは異なるパターンの検出法であるBaySTDetect法(Li et. al., 2012)とクラスタ分析を組み合わせることにより,精神病床からの退院発生の相対リスクの時間推移(トレンド)による都道府県の分類おこなった。また精神科の医療サービス利用者の動態データを空間疫学的に分析をすることで,医療資源の需給のバランスを分析し,需給のアンバランスに起因する未治療や治療非継続による疾病悪化のリスクを検討した。さらに入院医療サービス利用者の大規模データベースを利用して,精神科における予期せぬ再入院の関連要因を明らかにした。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| Takahashi, K., Tachimori, H., Kan, C., Nishi, D., Okumura, Y., Kato, N., & Takeshima, T. (2017). Spatial analysis for regional behavior of patients with mental disorders in japan. Psychiatry Clin Neurosci, 71(4), 254-261. doi: 10.1111/pcn.12488 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 開催していません。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 久保田 貴文 | 多摩大学 | 
| 冨田 誠 | 東京医科歯科大学 |