平成252013)年度 共同研究集会実施報告書

 

課題番号

25−共研−5016

分野分類

統計数理研究所内分野分類

j

主要研究分野分類

8

研究課題名

スポーツデータ解析における理論と事例に関する研究集会

フリガナ

代表者氏名

タケウチ アキノブ

竹内 光悦

ローマ字

Takeuchi Akinobu

所属機関

実践女子大学

所属部局

人間社会学部人間社会学科

職  名

准教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

105千円

研究参加者数

9 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

本研究では、近年注目されつつあるスポーツ統計の発展への寄与を踏まえ、関係研究者・実務者を対象とした議論の場の提供を目的として、日本統計学会スポーツ統計分科会をはじめ、他の関係組織などと共にデータコンペティションや勉強会等を開催した。

具体的には当該年度のおいて、以下の集会等を本申請に関係する内容として行った。

■スポーツデータ解析意見交換・勉強会(2013 年 9 月 29 日(日) 13:00〜16:00)

■第 3 回スポーツデータ解析コンペティション発表審査会(2013 年 12 月 26 日(木) 12:30-16:45)

■第 3 回スポーツデータ解析コンペティション受賞者講演会(2014 年 3 月 6 日(木) 13:00-17:00)

なお当該年度のコンペティションには 23 チームが参加して、それぞれ貸与された野球とサッカーの実データを用いたデータ分析を行い、その結果はリポートとしてまとめられた。それぞれの会合では、50 名強の研究者・学生が参加した。

また当該年度における新しい試みとして、中等教育におけるスポーツデータ解析の支援を行った。これでは、3 つの中等教育機関の教員・生徒にスポーツデータを貸与し、その分析結果を「第 10 回 統計教育の方法論ワークショップ」(3/14)の『中学・高校におけるデータサイエンス教育 〜 Real Data, Real Problem, Real Learning』セッションにて発表を行った。この結果は今後の研究者や実務者の育成につながり、有用といえよう。なおこの結果は、教育系の雑誌にも取り上げられた。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

スポーツデータ解析コンペティションや勉強会については以下のサイトを参照のこと。

スポーツ統計分科会
http://estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/sports/

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

上村 尚史

鹿児島純心女子短期大学

酒折 文武

中央大学

末永 勝征

鹿児島純心女子短期大学

田村 義保

統計数理研究所

鳥越 規央

東海大学

宿久 洋

同志社大学

山口 和範

立教大学

渡辺 美智子

慶應義塾大学