昭和631988)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

63−共研−26

専門分類

4

研究課題名

構造変化と人口動態

フリガナ

代表者氏名

タグチ トキオ

田口 時夫

ローマ字

所属機関

東京経済大学

所属部局

経済学部

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

5 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

国際収支の不安定や地価高謄等の異常現象をもたらし乍ら,構造変化は持続していると考えられる。その過程を特に変化の大きい地域を中心にして観察し,統計資料の作製と解析を通して,客観的に把握し,その実態を見極めようとするのが目的である。その基調となるのは広い意味での人口動態の分析であると思われる。


昨年度は,室蘭市を中心にして鉄鋼業の転換に伴う変化を調査した。本年度は造船業が中心であった函館市について調査を行った。函館市の場合は,青函トンネルの開通により,複雑な変化を示しているのでその影響を考慮して,主として木村が調査結果の整理と報告書の作製を急いでいる。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

62年度は,構造不況の強い影響をうけた函館市及び室蘭市を中心にして木村が実態調査を行ったが,本年度は引続きその補完調査を行うと共に,資料の整理を加える。
一方代表者は,国勢調査報告書に基づいて人口構造(年令,職業等)の長期的変動を追求し,同時に地域間の比較や,人口の移動等の面から解析を行う。その際,新しい解析手法が用いられる。
地方適宜他地域に於て,統計調査を行い分析結果を確認することが考えられる。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

柏木 宣久

統計数理研究所

木村 保茂

北海道大学

鈴木 広

九州大学

高橋 宏一

石巻専修大学